うさぎは「飼いやすいペット」として紹介されていることが多いですが、そうやっていっている人たちに言いたい。
私は生まれた時からずっと犬と暮らしており、その他にもインコ・金魚・めだか・ハムスター・ベタを飼った経験があります。
現在はうさぎと暮らしていますが、私の中ではうさぎ飼育が一番難しいと感じています💦
うさぎの飼育経験がない方は、学校飼育のイメージが強いのではないですか?
アレをイメージすると確かに飼いやすそうと思っちゃいますが、実際は全然違います!
今回は、私がうさぎを飼って分かったうさぎ飼育の難しさ・大変さをまとめました。
目次
私が感じたうさぎ飼育の難しさ
私もうさぎ飼育には、学校飼育のイメージがあり「飼いやすそう」と思っていました。
もちろんうさぎを飼う前に色々と勉強をしたので、学校飼育のイメージは無くなりましたし、「うさぎの飼育は意外と大変」ということも分かりました。
でも実際にうさぎを飼ってみると、私が想像してたよりももっと大変でした( ̄▽ ̄;)笑
それでは、私が感じたうさぎ飼育の大変さを具体的に9点あげていきます。
1.とにかくなんでもかじる・食べる
うさぎはとにかくなんでもかじるし、なんでも食べます。
本・電気コード・ブラッシング用ブラシ・布団・服・髪の毛・壁紙・ケージ・・・
これはすべて私がかじられ経験済みのものです(^_^;)
うさぎはかじる生き物だから気を付けようと思っていても、うっかりミスや脱走などでかじられてしまいました・・
かじられるだけならまだいいんですが、それを食べて詰まらせてしまったら、命に関わるくらい危険です。
かじられそうな物は、うさぎが届く範囲には置けないですね。
2.時間に厳しい
うさぎは時間に厳しいです。
ご飯をもらえる時間・ケージから出してもらえる時間をきちんと分かっています。
少し遅れるとケージをかじって「時間ですよ!」とアピールしてきます。
私は休日は遅くまで寝ていたい派ですが、うさぎを飼ってからは休日も早起きになりましたw健康的w
ちなみにうさぎは「薄明薄暮性」という生き物です。
うさぎの活動時間については、下の記事にまとめていますので、参考にして下さい。
3.トイレをよく失敗する
トイレについてはうさぎの性格によっても変わります。
うちのうさぎはトイレを覚えるのに時間がかかりました。
ネットでは「うちの子はトイレでします!」という方ばかりだったので、全然トイレを覚えなかったうちの子には相当悩まされました。今ではいい思い出w
しかし、今でも時々失敗しますし、病院に行った後など嫌なことがあるとわざと粗相したりします。
また、最後までトイレを覚えずどこでも粗相をしてしまう子もいるみたいです。
4.掃除が大変
思っていたよりも掃除が非常に大変です💦
先ほど述べたように、トイレを失敗したらそこをすぐ掃除。布団にされたら結構ショック。
また、うんちはトイレとか関係なくどこにでもするので、掃除機やほうきで掃除します。
たまに踏んづけて粉々にしちゃうとさらに片付けが大変( ̄▽ ̄;)
他にも、うさぎの毛は軽いので部屋中に舞うし、牧草を食い散らかして粉が飛ぶし、うんちをいっぱいするのでトイレは1日2回掃除してます。
5.定期的なお手入れ
うさぎは定期的なお手入れが必要です。
1~2か月に1回爪切りをしたり、週に何回かブラッシングをします。(換毛期の時は毎日ブラッシング)
また、歯の噛み合わせが悪いうさぎは、定期的に病院で歯を切ったり削ったりします。
6.冷暖房の管理が大変
うさぎは体温調整をするのが苦手な生き物です。
そのため、うさぎが暮らしやすい温度・湿度に管理してあげなければいけません。
夏はクーラー・冬は暖房のつけっぱなしは当たり前です。
今まではあまり気にしてなかったけど、毎日天気予報と気温をチェックするようになりました。
犬や猫なら寒くなったら、自分で毛布に入ったりしてくれますが、うさぎは毛布をかじって食べちゃうので与えられないし、うさぎ用ヒーターには乗ってくれないし💦
日中仕事に出ている時も「寒くないかな?」「暑くないかな?」と常に心配してます。
特に季節の変わり目は温度設定に慎重になります。急に暑くなったり寒くなったりするので。
夏は暑さ対策・冬は寒さ対策を怠らないようにしています。
暑さ対策については下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
7.うさぎを診察できる動物病院が少ない
犬・猫と違って、うさぎを診察できる動物病院は少ないです。
「うさぎを診察できます」と言っていても、実際にはうさぎに詳しくない獣医も存在します💦
私もうさぎの病院選びには1度失敗しています。
下の記事で、私の病院選び失敗談について詳しく書いていますので、興味がある方は読んでみてください。
8.気軽に預けられない・長期間の留守は難しい
ペットを飼っている方なら当たり前だと思いますが、うさぎを置いて長い時間家を不在にすることは出来ません。
犬や猫だとペットホテルに預けたり、知人に世話を頼んだりできますが、うさぎの場合は気軽に預けることが出来ません。
うさぎは環境の変化に弱いです。ペットホテルなど知らない所に行くのは怖いし、よく知らない人にお世話されるのもストレスになります。
仕方なく預けるとしても、短期間で済ませたほうが良いですね。
9.すぐには懐かない
ネットや飼育本に「うさぎは懐きます」とよく書いてありますよね?
私自身もうさぎは本当に懐くと思っています。しかし、懐くまでには時間がかかりました!!
twitterやYouTubeで、飼い主さんとうさぎが本当に仲が良さそうなのを見て、「うちのうさぎは本当に懐くの?!」と何度も何度も悩みました。
精神的につらかった(´;ω;`)
私のようにtwitterなどを見て、「うさぎってこんなに懐くんだ~」と憧れて飼う方もいらっしゃると思いますが、実際に懐くのは半年後だったり1年後だったりします。
もちろん、思うように懐かない子もいます。
私は「懐かなくても生きてくれてるだけでいいや~」というスタンスでいきました。
今は、お迎えしたばかりの頃と比べるとすごく懐いてくれてると思います。
「うさぎは犬のように懐く」と考えて飼うと、精神的ショックが大きいかもしれません。
下の記事では、うさぎが私に懐くまでの過程をまとめています。ぜひ参考にして下さい。
最後に:飼育の大変さを理解した上で飼おう
ここまで、私がうさぎを飼って大変だと思ったことをまとめました。
「うさぎは飼いやすい」というイメージを持ったまま飼育を始めて
「思ってたのと違う!うさぎいらない!」となってしまうと困るので、この記事を書きました。
うさぎ飼育の大変さを理解した上で、きちんと責任をもって飼育をすれば、なんてことありません。すべてが当たり前になります。
うさぎに愛情をもって接してあげることが一番重要なことです。
そして、うさぎを飼う前に必ずうさぎについての知識をつけておきましょう。
▼こちらでは、「うさぎのおすすめ飼育本」をまとめています。参考にどうぞ。