ケージはうさぎにとって、巣・お家になります。うさぎが長く居る所がケージになるので、快適に過ごせるような場所に置くといいですね。
家の中でも玄関・リビング・寝室とか色々あるよね。
どの部屋に置くのか・その部屋のどこに置くのか解説するよ。
目次
うさぎのケージを置くのに適した部屋
まず、うさぎのケージを置く部屋を考えてみましょう。ケージを置くのは、いつでもうさぎの様子を確認できる部屋がいいですね。
そして、ケージを置く部屋に冷暖房が完備されているかどうかがポイントとなります。
うさぎは、温度・湿度の変化に敏感な生き物です。冷暖房を使用して、管理出来るようにしておくといいでしょう。
ケージを直接床に置く場合、人よりも低い位置にうさぎがいることになります。そうすると、人が感じる温度とうさぎが感じる温度が変わってくるので、ケージに温・湿度計を設置して確認できるようにしましょう。
近年の夏は猛暑日と言われる日が多い傾向にあります。うさぎも熱中症になりますので、注意が必要です。冬の寒さもうさぎによくないので、気を付けましょう。
また、窓があり風通しがよい部屋もオススメです。
うさぎの様子を確認しやすく、冷暖房がある部屋にケージを置く
部屋の中でどこにケージを置く?
ケージを置く部屋が決まったら、今度はその部屋の中でどこにケージを置くか考えてみましょう。
エアコンには注意
先ほど、冷暖房完備の部屋がいいと述べましたので、エアコンの近くがいいかと思ってしまいますが、それは違います。
エアコンの風が直接当たらない場所にしましょう。
エアコンの風が直接ケージに当たると、うさぎが暑すぎたり寒すぎたりしても逃げ場がありません。エアコンの対角に置くなどしましょう。
下の記事では、うさぎの暑さ対策についてまとめています。夏の暑い時期になる前に対策を考えましょう。
窓の近くはダメ?
窓があり、風通しが良い部屋はオススメですが、窓のすぐ近くにケージを置くのはオススメしません。
冬に外からの冷たい空気が流れてきて、かなり冷えるからです。
また、日当たりがいい窓付近は良いですが、直射日光が当たる場所は避けましょう。エアコンの風と同じように、温かくなりすぎて逃げ場がなくなるからです。
人の出入りが気になります!
うさぎは自然界では、弱い立場の生き物です。いつ敵に襲われるかわかりません。
そのため、色々な音や動きに非常に敏感です。
人が出入りするドア付近にケージを設置すると、人が通るたび、ドアの開閉音や人の気配に反応してしまい、落ち着くことができません。
特に家に迎え入れてすぐの時期は、いろんなことに敏感なので、ドア付近にケージを置くと、ストレスになってしまうかもしれません。
ケージが壁面に接していると、落ち着くようです。人の動きが多い中心は避けて、壁に面している場所にするとよいでしょう。
でもお迎えしてもらってしばらくは、色々な音に驚いてたよ。だから、テレビとか音量が調節できるものは、最初は小さくしておいてほしいな。
私のケージ設置の失敗談
私は、うさぎを家に迎えてから、3回ほどケージの移動をしました。
うさぎは環境の変化が苦手なので、あまりケージを移動させない方がいいのですが、私の単純ミスや家の都合によって、何度も移動させてしまいました。うさぎは環境の変化が苦手なのに、何度も移動させて、本当に申し訳なかったです。
1回目の移動は単純ミスです。
うさぎの様子が確認しやすいリビングにしようと、空いている場所に設置したのですが、そこが備え付けのストーブの横でした。
お迎えした当時、ストーブを使用する時期ではなかったので、ストーブがただの置物みたいな認識になってて(笑)けど、冬にストーブ使用するので、すぐ横は危険ですよね。ただの単純ミスです。ごめんなさい(´;ω;`)
次はリビングに引き戸で繋がっている隣の部屋に移動しました。そこの部屋は寝室になっていて、ベットしかなかったので、うさぎが広く遊べて良いと思ったんです。
しかし、これも間違いでした💦
私は、生活の中心がリビングでした。家事などで家にいる多くの時間をリビングで過ごしています。
だから、寝室にケージを移動させたことによって、うさぎの様子を常に見ることができなくなってしまいました。完全に失敗でした(;´・ω・)
自分の生活がどの部屋を中心になっているかを考えて部屋を決めるといいかもしれません。
移動のたび、うさぎはとても落ち着かない様子でした。何度も何度も移動させるのは、うさぎにとってストレスであると学びました。
今度の移動は絶対に失敗はしない!と決めて、リビングの大幅な模様替えを決行しました。
リビングにケージを置けるスペースを作るために、家具などの配置を変えたり、サークルを作りました。
本当は、飼う前にケージを置く場所を考えて、ケージとサークルのスペースづくりをしなくてはいけません。あまり配置を変えたりしなくていいように、事前に準備しておきましょう。
私のようにケージ設置の失敗をしないように上記で書いたケージ設置の条件を参考にしてください。
また、ケージを設置する場所がうさぎにとって安全な場所となるように、以下の危険について考え事前に防止策を考えてください。
うさぎの危険には対策を!
うさぎのケージを置く部屋が決まったら、うさぎにとって危険なものはないか確認しましょう。
誤飲・誤食に注意!
お菓子や化粧品・医薬品など、うさぎが口にしてはいけないものはうさぎのケージ近くに置かないようにしましょう。
うさぎは、なんでもかじってしまう生き物です。人が大丈夫だろうというものでも、かじって食べてしまいます。
私はうさぎを飼う前に犬を飼っていて、犬は食べ物の匂いがするものだけかじったので、うさぎも食べ物の匂いがしないものは大丈夫とどこかで思っていたのですが、私の考えは甘かったようです。
うさぎは平気でなんでも口にします。本でも紙でもかじって口にしますよ。気を付けてください。
特に観葉植物を飾っている方。うさぎに有害となる観葉植物もあります。下の記事でまとめていますので、参考にして下さい。
コード・コンセントに注意!
部屋の温度・湿度管理や人の生活のため、様々な家電を使用すると思いますが、その家電のコードやコンセントも危険です。
うさぎがコードをかじってしまい、感電する可能性もあります。
うさぎがかじる心配がない位置に配置するか、カバーをつけて、かじるのを防止しましょう。
高い所に注意!
うさぎは高いところに上りたがります。しかし、うさぎの骨はもろくて弱いです。
高い所から飛び降りただけで、骨折してしまうこともあります。
うさぎが高い所に上らないようにしたり、高い所から徐々に降りられるように工夫したりするといいでしょう。
まとめ:うさぎケージは安全な場所に置こう
今回はうさぎのケージを置く場所について、まとめてみました。
私はうさぎにとってよかれと思ってケージの移動を何度も繰り返しましたが、その移動はうさぎにとってはストレスのようでした。
うさぎのケージを置く部屋・置く場所は、慎重に検討し、2度と動かさなくてもいいような場所に決めると良いと学びました。
今からうさぎをお迎えしようとしている方は、私の失敗を参考に、うさぎにとって一番居心地がよくなるような場所にケージを設置してあげてください。