今回は、初めてのうさぎ飼育グッズについて
- 必ず必要な飼育用品
- 必要性を感じたら買う飼育用品
- 私が買って必要ないと思った飼育用品
の3つにわけてまとめました。
目次
必ず必要な飼育グッズ
- ケージ
- エサ入れ
- エサ
- 給水器
- トイレ
- トイレ砂・シート
- 消臭剤
- キャリーケース
- 温・湿度計
- グルーミングブラシ
うさぎの飼育をするために、必ず必要となるものの一覧です。
1つずつ解説していきます。
1.ケージ
ケージはうさぎのお家となるものです。必ず、うさぎを家に迎え入れる前に購入しておきましょう。
うさぎを迎え入れる当日に購入すると、組み立てするのに時間がかかり、その間うさぎを放置することになってしまいます。
必ず事前に購入して組み立てておきましょう。
ケージには色々な種類がありますが、うさぎの大きさや掃除がしやすい引き出し付き・天井が開くかどうかなどを基準にして選びましょう。
また、こちらの記事でケージの置き場所決めるポイントもまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
2.エサ入れ(ペレット入れ・牧草入れ)
うさぎに与えるご飯(エサ)は、ペレットと牧草です。
ペレット入れと牧草入れが一体化しているタイプもありますが、食べにくそうなのでうちは別々にしています。
こちらはペレット入れです。こちら以外にも様々な種類があります。
大きさ・深さ・形状は置く場所のスペースやうさぎの性格をみて選びましょう。
やんちゃな子だと、動かしてしまいうるさいし危険なので、固定できるものをオススメします。
こちらは牧草入れです。牧草入れも色々な種類があります。
木製のものやボールの形になっていて遊びながら食べられるようなものもあります。
我が家は床に直接牧草を置いたほうが食べやすそうで、よく食べるので、牧草入れは使用していません。
3.エサ(ペレット・牧草)
うさぎのご飯(エサ)は、ペレットと牧草です。成長期用やシニア用など、年齢に合わせてチョイスしましょう。
うさぎは、急にご飯を変更すると食べなくなることがあります。お迎えする時は、うさぎが食べていたエサと同じものを購入して与えてください。
その後、年齢に合わせたものに徐々に変更していきましょう。
4.給水器
写真のようにボトルの給水器の他に、お皿で与えている方もいます。
これもエサと同じように、お迎え前に使用していたものと同じ形状のものを選ぶといいでしょう。
お皿で飲んでいたのに、急にボトルに変更してしまうと、飲み方が分からず水が飲めず、脱水症状になってしまう可能性があります。
うさぎの飲み水については、こちらの記事にまとめてあるので、参考にしてください。
5.トイレ
うさぎは、トイレを覚えます。トイレがあるとケージ内が衛生的になるし、お掃除も楽になりますよ。
トイレには三角形や四角形のものがあります。ケージ内のトイレを置くスペースを考えて選びましょう。
また、うさぎが成長しても使えるように大きめのものを選ぶのがポイントです。
エサ入れのように動かすうさちゃんもいるので、固定できるものや重くて動かないような陶器のものを選ぶといいでしょう。
▼こちらでは「トイレの選び方・おすすめのトイレ」をまとめています。
6.トイレ砂・トイレシーツ
トイレ砂は、うさぎのトイレの中に入れます。トイレの汚れを軽減したり、匂いを抑える効果があります。
トイレに入れるのは、トイレ砂ではなくトイレシートでもいいですが、トイレシートを食べてしまう子もいます。食べてしまうと命の危機に関わるので、注意しましょう。
トイレ砂は木製のチップで出来ており、うさぎが食べても大丈夫なものもあります。(各商品をご確認ください。)
トイレシートは、トイレ内やケージ底の引き出しに敷くために用意しましょう。
ケージの引き出しに敷くと、衛生的かつ掃除が楽になります。
トイレシートをうさぎが食べてしまわないように注意が必要です。
7.消臭剤
うさぎがトイレ以外の場所で粗相をした際に、すぐに使えるようにうさぎ用消臭剤を用意しておきましょう。
普段人が使用している消臭剤は、うさぎの健康に良くない成分が配合されている場合があります。うさぎの前では使用しないでください。
消臭剤以外にも芳香剤・アロマ・柔軟剤などの使用は要注意です。
8.キャリーケース
キャリーケースは通院や爪切りで外出する際に必須です。うさぎの大きさや性格に合わせて選びましょう。
ケージごと車に乗せて移動させている方がいますが、急ブレーキや急ハンドルで揺れると危険です。キャリーケースは必ず用意してください。
▼こちらの記事では、うさぎのキャリーバッグについて詳しくまとめています。
9.温・湿度計
うさぎは体温調整が苦手な生き物です。室内をうさぎが快適に過ごせる温度・湿度に調整する必要があります。
うさぎがよくいる場所に取り付けられるような温・湿度計を使用しましょう。
10.グルーミングブラシ
うさぎには換毛期というものがあり、季節の変わり目に大量の毛が抜けて生え変わります。
うさぎは毛づくろいによって毛を飲み込んでしまいますが、猫のように毛を吐き出すことが出来ないので、大量の毛を飲み込んでしまうと危険です。
抜ける毛をうさぎがたくさん飲み込んでしまわないように、グルーミングをしてあげるためのブラシを用意しましょう。
下記の記事では、グルーミングブラシの種類別の特徴と選び方を解説しています。参考にしてください。
必要性を感じたら買う飼育グッズ
- ハウス(巣箱)
- サークル
- マット・すのこ
- 爪切り
- ハーネス・リード
- ケージカバー
- コードカバー
- 季節用品
うさぎの飼育をしていく中で、必要性を感じたら購入する飼育用品の一覧です。
1つずつ解説していきます。
1.ハウス(巣箱)
うさぎのお家となるのは、基本的にケージの中です。ケージ全体をうさぎのハウスとして、安心できる場所であると認識してもらうといいでしょう。
とはいえ、臆病な子は広すぎるケージだと落ち着かない可能性があります。ケージ内に体にピッタリフィットしたちょうどいいハウスがあると安心するでしょう。
このように牧草で出来たハウスや木製・布製のものがあります。ケージ内に置ける大きさで、うさぎの性格などを考えて選びましょう。
私も牧草で出来たハウスを使用していたことがありますが、牧草は食べることが出来るため、うさぎが豪快に解体しました。
それ自体は問題ないのですが、解体する際に牧草や牧草の粉が目に入って、目を傷つけてしまって病院に行ったことがあります。
それ以来、我が家では牧草で出来たハウスは置かないことにしました。
臆病な子の場合は、ケージ内にハウスを置くことをオススメしますが、すでにケージ内でくつろいでいる場合は、ハウスは無くても構いません。
逆にハウスがあることによって、うさぎがハウス内に引きこもってしまい、仲良くなれるチャンスが少なる可能性があるので、うさぎの性格などを考えて購入するか判断しましょう。
2.サークル
うさぎをケージから出して、”へやんぽ”(お部屋を散歩)させる際に、危険な場所へ行かないように、サークルを使用して行動範囲を制限することが出来ます。
初めから広い範囲を行動できるようにしてしまうと、縄張りを広げたいオスうさぎは色々な所に粗相してしまう可能性があるので、最初はサークルで狭い行動範囲にして、徐々に広げていく方法を取るのもいいでしょう。
我が家は、100円ショップでワイヤーネットを大量購入して、結束バンドなどで組み立ててサークルを自作しました。
しかし、うさぎがワイヤーネットを齧り続けたり、ワイヤーネットをコーティングしているビニールを食べてしまったりと健康に悪影響だと思い、使用を中止しました。
今は下のプラスチック製のサークルを愛用しています。
3.マット・すのこ
うさぎの足には肉球がありません。常にフローリングを歩いたり、一定の圧がかかると足の裏に炎症がおこってしまいます。
そこで、ケージ内に木製すのこやマットを敷いたり、お部屋のフローリングにはカーペットを敷いたりして、足裏の炎症を防止しましょう。
ケージ内に敷く木製すのこには、ケージのサイズによっては敷けないものもあるので、必ずケージに合ったサイズかどうか確認して購入しましょう。
4.爪切り
うさぎは1~2か月に1回、爪切りをしなくてはいけません。
病院やペットショップで爪切りを行ってくれますが、爪切りがあれば自宅で爪を切ることも可能です。
しかし、ほとんどのうさぎは爪切りが大嫌いなので、家で爪を切るのは困難かもしれません。家で爪を切れそうならば、購入してみましょう。
5.ハーネス・リード
うさぎは犬のように毎日外へ散歩に連れて行くことはありません。
しかし、うさぎもハーネス・リードをつけて外へ散歩(うさんぽ)に連れて行くことは可能です。
うさ飼いさん同士の交流会に連れて行く時にも使用します。
しかし、外には色々な病原菌がいるので、うさんぽに行く際は事前にかかりつけ医に相談しておくのがいいかもしれません。
6.ケージカバー
お家に迎えたばかりのうさぎが落ち着くように、また夜寝る時に目隠しのためにケージカバーを使用する方もいます。
私はケージカバーは購入せず、毛布やタオルで代用していました。
ケージカバーはケージによってサイズが変わるので、使用しているケージ専用のカバーを購入しましょう。
7.コードカバー
うさぎはなんでもかじってしまう生き物です。
特にかじって危ないものは、家電のコードです。
今は、コードカバーが販売されているので、うさぎの行動範囲にコードがある場合は、危険防止のためにコードカバーを使用しましょう。
8.季節用品
うさぎは体温調整が苦手な生き物です。特に夏と冬は体調を崩しやすいので注意が必要です。
暑い夏にはひえひえマットをケージに入れたり、寒い冬には上のようなペットヒーターを入れておくと安心です。
我が家は、夏も冬も1日中冷暖房を使用しています。
私が買って不必要だと思った飼育用品
私はうさぎを飼い始めたばかりの頃、常にケージの中にいるうさぎは退屈なのではないかと考えて、ケージ内でも楽しんでもらえるように、うさぎ用のロフトやトンネルを設置しました。
うさぎは興味を持ってくれて、上ったり下りたり・入ったり出たりと楽しそうにしていました。
しかし、家の外で大きな物音がした時に、びっくりして慌ててトンネルに入っていったことがありました。
その時、ロフト上で足が滑っていました。落ちたり怪我はしませんでしたが、とても危険であると感じました。
うさぎは骨が弱いので、ひっかけたり滑って落ちたりしたらとても危険です。
ロフトの危険性についてには、こちらの記事に書きました。参考にしてください。
うさぎの飼育セットを利用する
今回紹介したうさぎの飼育用品ですが、1つ1つ購入しても良いですが、インターネットでセットになって売っているものもあります。
セットを1つ購入して、足りない物を付け足して購入する方法もアリだと思います。
まとめ:うさぎの飼育用品
今回はうさぎの飼育に必要なもの・必要ないものをまとめてみました。
意外と必要な用品が多くて、驚かれたのではないでしょうか。
私は一応すべてうさぎ用のものをそろえましたが、中には色々な素材を組み合わせて手作りしたり、家にあるものを工夫して使用したりする方もいます。
もちろん、中にはうさぎ用しかダメなもの(エサや消臭剤など)もありますが、必ずうさぎ用を使用しなくても良いもの(エサ入れや給水器など)もあります。
うさぎが生活するために、不自由がないように飼育用品をきちんと揃えてあげましょう。