人間にとって「水」は生きるために必要不可欠な物です。
うさぎにとってもそれは同じ。生きるうえで水が必要不可欠です。
今回はうさぎの飲み水について解説していきます。
目次
1日に飲む水の量は?
うさぎが1日に飲む水の量は、うさぎの体重100gに対して5~10mlの水量が目安となります。
つまり、体重1kgのうさぎなら1日50~100mlになります。2kgのうさぎなら、1日100~200mlです。
与える水の温度は?
うさぎに与える水の温度は常温が良いでしょう。
冬に冷たすぎる水を与えると、お腹が冷えてしまうので気を付けてください。
水の交換頻度は?
うさぎに与える水は1日2回程度
交換しましょう。
我が家では、朝と夜のペレットを与える時に水を交換しています。
飲み水の種類は何がいい?
一口に水といっても、色々と種類があります。うさぎに与える飲み水は、どんな水がいいのでしょうか。
1.水道水
うさぎの飲み水は、水道水で良いでしょう。
水道水には塩素が入っていますが、これは殺菌のためです。塩素により衛生的な水になっています。
塩素が入っている水道水でも問題ないですが、気になる方は1度沸騰させると塩素を除去できます。沸騰させたあとは十分に冷ましてください。
塩素除去後の水道水は、普通の水道水より菌が繁殖しやすくなるので注意してください。
それら2つを使うのはダメなのかな?
2.ミネラルウォーター
ミネラルウォーターを常備しているご家庭もあるでしょう。
しかし、ミネラルウォーターはうさぎの飲み水としては避けた方がいいです!
ミネラルウォーターはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が入っているためです。
3.ウォーターサーバー
ウォーターサーバーもミネラルウォーターと同様にミネラル成分が入っていることがあります。
ミネラル成分が入っている場合は、うさぎに与えるのは避けましょう。
4.うさぎ用の水
うさぎの飲み水は水道水で十分ですが、水道水の塩素が気になる方はうさぎ用の水を与えるといいでしょう。
ネットなどでうさぎ用の飲み水が販売されていますので、検討してみて下さい。
水を入れる容器は?
うさぎの水を入れる容器は給水ボトルやお皿があります。
うさぎが家に来る前に使用していたものと同じものを使うと良いでしょう。
前の飼い主やペットショップの方になにを使っていたか、聞いてみて下さい。
給水ボトル・お皿、どちらにもメリット・デメリットがあります。それらを理解したうえで、給水ボトル・お皿のどちらを使うか決めましょう。
1.給水ボトル
給水ボトルのメリットは清潔な水を与えられることやうさぎがどのくらいの量の水を飲んだか分かる点です。
デメリットとしては、ノズルのボール部分が固くなって水が出なくなることがあることとうさぎが上を向いて水を飲むので、鼻に水が入ってしまうことがあることです。
2.お皿
お皿のメリットは、下に置くので高齢うさぎでも飲みやすく、給水ボトルのように水が出なくなる心配がありません。
デメリットは、ホコリなどが入りやすく頻繁に交換する必要があることとうさぎがこぼしてしまう可能性があることです。
野菜・果物からの水分補給について
うさぎにおやつとして野菜や果物を与えることもあるでしょう。
野菜や果物には水分が多く含まれるものがあります。
そのため、野菜や果物を与えすぎると水を飲む量が減ったり、下痢になってしまうこともあるので気を付けましょう。
飲み水の量の変化に注意
人は夏になって暑くなると、水を飲む量が多くなりますよね。
うさぎも同じです。夏になって暑くなると飲む量が増えますし、冬になると少なくなったりします。
しかし、極端に増えたり減ったりした場合は、体調が悪かったり病気の可能性もあります。
水の飲む量に変化があった場合は、獣医さんに相談することをオススメします。
まとめ:うさぎの飲み水について
今回はうさぎの飲み水についてまとめました。
人間にとって生きる上で水が大切なように、うさぎにとっても水は必要不可欠です。
決してないがしろにしないようにしてください。