うさぎの健康管理のために、定期的に体重を測りましょう。
家にお迎えしたばかりの子ウサギは、環境の変化からご飯を食べられず、痩せてしまうこともあるので体重測定は重要です。
また、成長期のうさぎが順調に成長しているか確認するためにも定期的に体重を測りましょう。
そこで今回は、
- うさぎの体重測定に使う体重計はどれがいいのか
- 体重を測る時のコツ
についてまとめたいと思います。
目次
うさぎの体重計はどんなのを使うの?
冒頭でも述べたように、うさぎの体重測定は定期的に行いましょう。
お迎えしたばかりの子は、なるべく毎日測るといいですね。成長期の間は2~3日に1回は測りましょう。
その後は週に1回程度体重測定し、その子の標準の体重を知っておきましょう。
では、どのような体重計を使ってうさぎの体重を測ればいいのでしょうか?
人間の場合はkg単位で体重を測りますが、うさぎの場合はg単位で測れる測りがいいですね。
今はとても正確に10g単位まで測れる人間用の体重計もあるので、それを使用してもいいでしょう。
また、ペット用の体重計というのも販売されています。
上のペット用・体重計は5g単位で測れる優れものですが、お値段が高い・・💦
そこで代用品として簡単に手に入るのは、調理用のスケールです。調理用スケールはg単位で測れるので、うさぎの体重を測るのにピッタリ。
うさぎの種類によって違いますが、だいたい5~10kgまで測れるスケールを用意しましょう。
上のスケールは5kgまで測れるものです。
体重の測り方のコツ7つ
大人しく体重計に乗ってくれたら言うことないですが、なかなかうさぎはその場でじっとしていてくれませんよね。
すぐ体重計からおりてしまうから体重測れない!
ちなみに我が家はいつも6つ目のコツ「トイレを上にのせる」で体重を測っています!
1.慣れていない場所で行う
普段うさぎがいる部屋だと、うさぎも慣れていてすぐに逃げてしまいます。
体重測定を行う場所は、うさぎが普段行かない部屋・見慣れない場所で、安全が確保できている所で行いましょう。
2.スケールの上にカゴやダンボールを置く
小さい子うさぎだと、自分にピッタリくっつく入れ物に入るのが好きな子がいます。よく牧草入れに入っている子を見かけますよね。
まだお迎えしたばかりの小さい子うさぎには、小さい入れ物に入れてスケールに乗せるのがオススメです。
少し大きくなったうさぎは、スケールにカゴやダンボールを乗せて、その中にうさぎを入れるといいでしょう。
そこで、カゴの中にエサ・おやつを入れておく作戦にでました。
3.エサ・おやつを利用する
体重計の上でじっと座って食べられるようなエサ・おやつを利用するのも一つの手です。
いつも食べているペレットの容器をそのまま一緒に置いて、あとでペレットと容器の重さを引くと体重が測れます。
おやつを利用する場合は、その場でじっと動かないで食べてくれるようなものがいいですね。
4.タオルにくるむ
うさぎは、タオルや毛布など布にくるんであげると大人しくなります。病院で診察する時にも、この方法をとることがありますよね。
うさぎをタオルでクルクルとくるんで、そのまま体重計に乗せます。目を隠すと落ち着く場合もあるようです。
動物病院の先生にやってもらう時は落ち着くんですけどねぇ( ̄▽ ̄;)
5.キャリーケースごとのせる
大人しくキャリーケースに入ってくれる子ならば、有効な方法です。
キャリーケースは蓋や扉が閉まるので、うさぎが飛び出す心配もありません。
ただネックなのが、キャリーケースが体重計のサイズと合うかどうかです。
キャリーケースに入れて測ることを考えて、サイズが大きめで測れるgの上限が大きいスケールを購入するといいでしょう。
しかし、大きめのスケールだと普段の料理やお菓子作りで使うには不便かもしれませんね(^_^;)
ちなみに、「病院などで外出する際にうさぎがキャリーに入ってくれない!」とお悩みの方は、下の記事をご覧ください。
6.トイレを上にのせる
我が家が最終的に行き着いた方法です。
スケールの上にトイレを乗せておいて、うさぎがトイレに乗ったタイミングで体重を測ります。
この方法は、うさぎがトイレを覚えているorうさぎがトイレに乗ることが出来る、このどちらかが前提条件となります。
ポイントは、うさぎがトイレに乗る少し前にスケールの電源を入れることです。
うさぎがトイレに乗ったあとに電源を入れると体重が測れませんし、電源をつけたまま放置してしまうと、自動的に電源OFFになってしまい、せっかくうさぎがトイレに乗ったのに測れなかったりします。
スケールの電源を入れるタイミングが重要ですね。
7.抱っこで測る
うさぎを抱っこして体重計に乗り人間の体重を引くことによって、うさぎの体重を測る方法です。我が家ではやったことがありません。
g単位で測れて、なおかつ人間も乗れる体重計を使用しなければいけません。我が家にはそのような体重計が無いので、実践出来ませんでした。
抱っこが上手くでき、細かく測れる体重計をお持ちなら、とても有効な方法だと思います。
まとめ:コツを掴んでストレスない体重測定を
今回は、うさぎの体重測定のコツをまとめてみました。
うさぎの体重測定は、うさぎの健康管理のために必要な項目です。定期的に体重を測り、その子の標準体重を知りましょう。
そして、急に増えたり減ったりした場合は、すぐに動物病院に相談してください。
また、今回紹介した体重測定のコツはほんの一部です。うさぎさんの個々の性格によって、合う方法合わない方法があります。
自分の飼っているうさぎさんには、どの方法が一番合っているのか見極めて実践してくださいね。
うさぎさんのストレスとならないよう心がけてください。
- 慣れていない場所で行う
- スケールの上にカゴやダンボールを置く
- エサ・おやつを利用する
- タオルにくるむ
- キャリーケースごとのせる
- トイレを上にのせる
- 抱っこで測る